ここ1週間ほどではなちんの体にいろいろな変化があったので、「心臓メモ」から「通院メモ」に変更してみました。
先週の日曜日(3月10日)頃から、なんとなーくおなかの調子が悪かったはなちん。
ご飯を食べたり食べなかったり、ちょっとうんちがゆるかったり、を繰り返していたのですが、13日(火)夜中と14日(水)早朝の2回連続で胃液を吐いてしまいました。
そして、真っ黒いタール状のうんちも。
これはいつもとは感じが違うと思いながら病院で症状を説明すると、もしかしたら膵炎(すいえん)かもしれない、とのこと。
15日(木)、いつもの心臓定期検診と一緒に必要な検査をしてもらいました。
■まず、心臓に関しては、前回と大きく変化はないとのこと。
今回もお薬を増やす必要はないでしょうとのことでした。
これに関しては一安心。
■おなかの調子が悪い原因と考えられる膵炎に関しては、外部センターに血液を送って検査してもらいました。
16日(金)に返ってきた結果によると、やはり膵炎であることが判明。
Spec cPL(犬膵特異的リパーゼ)の値が参考基準値を大きく上回っていました。
この時点ですぐに食事を療法食に変更し、あわせて点滴治療が始まりました。
16日からスタートした食事:
ROYAL CANIN 消化器サポート(低脂肪) 缶詰
ROYAL CANIN 消化器サポート(低脂肪) ドライフード
食べさせてもよい食材:
白米・じゃがいも・カッテージチーズ・卵の白身
今日現在継続中。
■いつもの心臓検査一式には血液検査も含まれているのですが、今回は ALB(アルブミン)、GLOB(グロブリン)、TP(総タンパク)の値がどれも低くなっていました。
低タンパクの状態というのは、腸・腎臓・肝臓のどれかに問題があるということで、腸・腎臓の場合はタンパクが漏れており、肝臓の場合はタンパクの生成ができていないということなのだそうです。
こちらに関しても、外部のセンターに血液を送って検査してもらいました。
17日に返ってきた結果によると、総胆汁酸が食前も食後も参考基準値よりかなり高く、肝臓に問題があることが判明。
いろいろ考え合わせると、門脈シャントという病気かもしれないとのこと。
こちらに関しては、膵炎を治すことを優先しつつ、肝臓を守るためにウルソを服用することになりました。
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心臓に変化がなかったのはとてもよかったのだけれど、今回はそれ以外の大きな話が出てきてしまって。
とにかく、まずは膵炎をなんとか治すこと、これが先決。
うれしいことに、膵炎と診断されている割には食欲が落ちないはなちん。
きっとおいしくないであろう療法食も、カッテージチーズや卵の白身のトッピングで完食してくれています。
嘔吐も下痢もなくなりました。
膵炎が落ち着いたら、肝臓あるいは門脈シャントについて改めて考えること。
肝臓の状態を調べるには、組織の病理検査をしなければなりません。
肋骨の間から肝臓を狙って太い針を刺し、組織をとるというのが一般的な方法なのですが、はなちんの場合は肝臓が小さすぎるため、肋骨から針を刺しても届かない可能性が大なのだとか。
この方法が使えない場合は、開腹して肝臓の一部を切り取るという方法しかないのですが、それでは手術をするのとほぼ同じなわけで...
また、門脈シャントの場合、食事やお薬での回復が難しければ専門医による手術ということもあり得るのだそう。
もちろん、食事とお薬で症状が改善されればそんな必要はないのだけれど...
とにかく今は先生の指導に従って、食事とお薬でがんばるしかないのよね。
そして、今回は膵臓の話、腎臓の話、腸の話、肝臓の話と、いろんな情報が一度に入ってきてしまったので、私自身が情報をきちんと消化し切れていない状態。
落ち着いて、ちゃんと病気を理解していかなくちゃいけないですね。
もしかしたら、今回記事に書いた内容も、先生の説明と違っているところがあったりするかもしれないし。
これ以上悪化しませんように。
はなちんも私もがんばりますから。
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